大みそかの31日早朝、二・七の定期市の開かれるJR北三条駅西側の中央市場では、恒例の歳末臨時市が開かれ、厳しい冷え込みのなか年末年始の刺身や花などを買い求める市民が訪れた。
午前6時ころから15件が店開きし、タコやブリ、サケなどの鮮魚、花、もち、塩もの、豆腐、青果など年越し用や正月用の食材などを販売する店が並んだ。
市の始まった午前6時は2.7度あった気温は、9時には0.5度まで下がる寒さだったが、買物客は早い時間を中心に訪れ、刺身など目当ての鮮魚を買いに来た人のなかには、開店1時間ほど前の真っ暗な時間から車の中で待っていたという人も。目当ての品物を買うと、足早に帰っていった。
8時過ぎからは雨が雪に変わったが、そのころにはにぎわいも一段落し、鮮魚はすでにほぼ売り切れ、9時過ぎには店じまいしていた。