雪が降るなかで年をまたいで明けて新年の初めの1日、三条市の積雪30センチを超え、12月10日に続いて今冬2回目の全市一斉除雪を行った。
三条市消防本部南分遣所の観測では、前夜から積雪を観測し、同市に大雪警報も発表された明け方からは降り方が強まった。降雪は1時間に3センチほど増え、午前9時に積雪23センチを記録。さらに、日中も降り続き、午後4時は32センチに達した。
この雪で、三条市は全市一斉の機械除雪を行った。市によると積雪は午前4時に除雪基準の10センチを超え、三条地区で最も出動の早かった山手を担当する委託業者は午前3時半ころから除雪を開始。そのほかの業者も次々と除雪に出動した。
交通量の多いところでは夕方にかけて作業する業者や、降り方を見ながら夜間に出動する業者もあるようだ。国道289号線や県道の除雪は県三条地域振興局で対応。市民も朝からスノーダンプで雪かきする姿が見られ、雪かきで始まる元日になった。
また、雪が原因かはわからながい、前日の大みそかは柳川新田地内の土手上の主要地方道新潟・小須戸・三条線を走っていた車が土手下へ転落する事故があった。1日は除雪作業中の人がスノーダンプごと側溝に転落して救急車を頼んでおり、雪に関連すると思われる事故に注意が必要だ。