三条市の広報紙「広報さんじょう」の昨年1月1・16日号は、三条市出身のジャズプレーヤー、TOKUさんと国定市長との対談。それに続いて2013年1月1・16日号の有名人サプライズは、同じく同市出身の俳優高橋克実さんとの対談だった。
高橋さんは1961年生まれで、三条小学校、第三中学校、三条東高校を卒業。さまざまな映画やドラマに出演する日本を代表する俳優で、バラエティーの視界などもこなす。
広報紙の対談は「高橋克実が語る三条の思い出」のタイトルで8ページを使って掲載。野球やバスケットボールをしながら高校生まで過ごした三条での思い出、甲子園で活躍した日本文理高校や新潟県央工業の話題、東京へのあこがれと役者への道などを国定市長との対談形式で話している。
対談は昨年12月初めに三条市丸井今井邸で行われ、発行まで内緒にされていたことしの広報紙のサプライズ。国定市長は自身のブログ「三条市長日記」で「新春号のお楽しみっ!!!」のタイトルで対談相手のヒントを書いた。対談相手は「サプライズな方」で、高橋さんの手のひらの写真を掲載し、高橋さんの印象を「イメージどおり、とても気さくで楽しい方」と表現している。
「広報さんじょう」で三条市出身の有名人を特集したのは、昨年のTOKUさんに続いて2人目。「広報さんじょう」は市内に全戸配布しているほか、市の公共施設に設置しており、市のホームページから見ることもできる。ただ、巻頭特集は恒例で市長と議長との対談で、高橋さんとの対談はそれに次いでの2番目の特集で、巻頭特集まではゆずれなかったようだ。