三条市内すべての33小中学校は8日、そろって始業式を行い、新しい年の始まりで学年のまとめとなる3学期をスタートした。
明け方までは氷点下の厳しい冷え込みで、午前8時の気温は0.6度。路面が凍結した所もあるなか、児童は2013年の初登校。曜日の関係で例年より3日長い17日間の冬休みを終えて、校舎では児童の元気な声が響いた。
三条市立上林小学校(坂井直樹校長・児童186人)では、午前8時20分から体育館より暖かい多目的ルームで始業式を行い、坂井校長のあいさつのあと各教室で学級活動を行い、冬休みの課題や書き初めを提出した。
4年生(31人)の教室では、「新年明けましておめでとうございます」のあいさつに始まり、担任教諭は児童に、成長とともに脱皮する干支のへびにちなんで「新しいことや苦手なことに挑戦してください」と求めた。
冬休みに何をしたかと聞くと児童は次々と手を上げ、「家族で人生ゲームをしました」、「親戚が来ました」、「毎日2時間以上、勉強しました」、「神社に行っておみくじを引いたら、僕は大吉で、お母さんは末吉」など、元気に発表していた。
学活のあとはさっそく授業を行い、3時間で下校。翌9日から給食が始まる。また、新年の行事で10日に校内書き初め大会を行い、15日から21日まで校内書初め展を開く。