県内の保健所や動物管理センターに収容されたイヌやネコの新しい飼い主を募集するボランティア団体「新潟動物ネットワーク(NDN)」(岡田朋子代表・新潟市中央区)は2月3日、三条市・旧坂田動物病院を会場にイヌとネコの譲渡会を開く。
午前11時から午後2時まで、坂田動物病院の旧病院を借りて開く。譲渡するイヌとネコは合わせて約50頭。ネコの方が多く、ネコの子どもはいるが、イヌはおとなだけ。健康診断料などの実費は必要。会場で連れ帰ることはできず、お見合いまで。後日、飼い主に決まった人の家を会員が訪れて渡す。
新潟動物ネットワークは2001年に発足。イヌ、ネコの譲渡会のほか動物の保護と相談、学校啓発活動も行って東日本大震災後は福島県内でも活動している。
譲渡会は毎月のように新潟市内で開いているが、周知されて浸透したこともあり、市外の会場を探していたところ、坂田動物病院が旧病院を貸してくれることになり、今回初めて会場に借りることに。このあと年内にもう2、3回、開きたい考えだ。
新潟動物ネットワークでは、保健所に収容されたり、捨てられたりしてつらい思いをしている動物が多いので、温かく迎えて入れて生涯に渡って飼ってくれる里親を待っている。問い合わせは新潟動物ネットワーク(電話:090-2844-4881)へ。