三条商工会議所(斉藤弘文会頭・会員2,307人)は15日、三条市・ジオワールドビップで平成25年三条商工会議所「会員新春の集い」を開き、会員と来賓合わせて過去最多だった昨年を9人上回る510人が出席し、新しい年をスタートした。
斉藤会頭は年頭のあいさつで、ことしは会頭自身をはじめ、会議所の役員の3年の任期の最後の年と話し、「集大成という形で精一杯、頑張らせてもらう」と協力を求めた。
昨年の日本の経済は足元の地元でも大変厳しいものだったと振り返り、平成25年は安倍政権の政策に期待するとしたが、外交問題、原発停止をはじめ「ものづくりのまち三条」にとっては避けて通れない電力などエネルギー問題、中小企業金融円滑化法終了の多方面からの影響をあげ、ことしは「正念場の年」とした。
「しかし、われわれは、どんなことが起ころうと生き抜く責任をもっている」と続け、絶えず正しい判断、決断、行動する責任がる。そのために会議所は、あらゆる手段を使い情報を三条に集めると決意を示した。
また、会頭のことしのキーワードは「行動」と述べ、「ぜひ皆さん勇気をもって、行動して行動しまくる年にしていただきたい」、同じ気持ちになってくれればありがたいと話した。誓いは自分1人で思っているだけでは身に付かず、仲間同士で決意を互いに誓い合うことが大切で、それまでの厳しい表情から穏やかに、「その場所はやっぱり本寺小路がいちばんかな」と、斉藤会頭恒例のおちで会場を和ませ、締めくくった。
続く来賓祝辞では、県知事代理の森邦雄副知事、金子恵美衆議院議員、国定勇人市長の3人が祝辞を述べ、祝舞、熊倉均市議会議長の発声で乾杯し、交流懇親会に移った。