【小耳聞き耳】19日の山崎亮さん講師のまちづくりシンポジウムを前に“ほぼ日”のサイトで予習がオススメ (2013.1.16)

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コミュニティーデザイナー、山崎亮さんを講師に19日、三条東公民館でまちづくりシンポジウム「まちの幸福論」が開かれる。昨年1月にも山崎さんを講師に燕三条地場産業振興センターで「三条まちなかトークライブ」が開かれた。あれからちょうど1年になる。

昨年1月に燕三条地場産業振興センターで山崎亮さんを講師に開かれた
昨年1月に燕三条地場産業振興センターで山崎亮さんを講師に開かれた

仕事柄、数多くの講演を見ているが、前回のような講演を今まで見たことがない。会場の後ろから入場する山崎さんをまるでロックスターがステージに姿を現したかのように目を輝かせて迎えた。主催は三条市ESD協議会。行政が主催する講演ではあり得ない雰囲気だった。

山崎さんはその半年ほど前に人気のドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演。コミュニティーをデザインするという、人と人との関係性からまちを再生する、大げさに言えば救世主的な存在として一気に注目が高まった。反面、山崎さんに関する情報はごく限られていた。山崎さん対するカリスマ的なイメージが先行していた。

1年ぶりに来条する山崎さん
1年ぶりに来条する山崎さん

タイミングも良かった。一方で三条市では三条マルシェが軌道に乗り、まちづくりに意識の高い30歳代前後が育っていた。彼らにとって山崎さんの考え方や活動のノウハウはのどから手が出るほど学びたいものだった。山崎さんの活動はそれほど奇をてらったり、斬新だったりするものではなかったが、どうやったらコミュニティーの力をまちづくりに生かしていくことができるのか、処法箋まで披露して具体的に提示した。出席した誰もがもやもやと頭の中にあったものを、すぱっと見事に交通整理されたと感じたに違いない。出席者の期待に十二分に応える内容だった。

今回、出席するであろう人の大半は前回も出席している人になると思われる。したがって1年前のような物珍しさや熱気は薄れるだろうが、この1年間のそれぞれの活動を振り返り、次のステップを進むためのマイルストーンとして有意義な節目となるだろう。

サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載している糸井重里さんと山崎さんの対談「説明しづらいぼくらの仕事」
サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載している糸井重里さんと山崎さんの対談「説明しづらいぼくらの仕事」

そんな期待が膨らむなか、ちょうどいいネタをネットで見つけた。糸井重里さんが主宰するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の特集「説明しづらいぼくらの仕事」で、糸井さんと山崎さんが対談している。5回シリーズで10日にスタートして15日までに第4回までアップされている。無料で閲覧できるので、出席する人はこの特集で予習しておけば当日はずっと楽しく、深く山崎さんの話を理解できるはずだ。チェケラ!。

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