「節分」の2月3日行われる本成寺の節分大祈願会に向けて本成寺鬼踊り奉賛会が毎晩、本堂で練習 (2013.1.23)

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「節分」の2月3日、三条市・法華宗総本山本成寺で行われる節分大祈願会で鬼踊りを演じる「本成寺鬼踊り奉賛会」(石丸幸広会長)は、本番に向けて毎晩、本堂で練習を重ねている。

「節分」の2月3日の節分会に向けて三条市・法華宗総本山本成寺で鬼踊りを練習する本成寺鬼踊り奉賛会
「節分」の2月3日の節分会に向けて三条市・法華宗総本山本成寺で鬼踊りを練習する本成寺鬼踊り奉賛会

本成寺鬼踊りは、現在の鬼踊りのかたちとなって昭和28年2月3日に発足し、ことし60周年の節目を迎える。現在の会員は、21歳から66歳の男性25人で、旧本成寺村の三条市西本成寺、直江町、桜木町、条南町など本成寺周辺の檀信徒が中心。父親や祖父の代から参加する2代目、3代目、さらに親子2人で現役会員もおり、受け継がれている。

ことしも小正月明けの17日から、同寺の本堂でほぼ毎晩午後8時から1時間半の練習を続けている。

鬼踊りの口上が書かれた本
鬼踊りの口上が書かれた本

22日夜の練習では、本番用の舞台がすでに設置してある畳の上でウオーミングアップからスタート。会員が縦一列になり、ドラと太鼓の音にあわせて、腕を振り上げ、足はひざを胸あたりまで高くあげ、さらに「ウオーッ」と腹からの声をあげながら歩く。鬼の面や衣装はつけず、仕事帰りの作業服やトレーニングウエアなどだが、薄暗い本堂に叫び声が響き、しだいに迫力が増し、人間から鬼に変わっていくようにも見える。

続いて、重いもので約7キロという金棒やのこぎり、金槌などにみたてた木製の道具を手に、本番同様の通しでの鬼踊りの練習。

この日は雨降りで、いつもに比べれば暖かいというが、火の気のない本堂は2度ほどの屋外の気温と変わらない寒さ。それでも練習開始からまもなくすると、会員の額に汗が光り、首筋にも流れ、後半には湯気になって白く見えるほどハードだ。

冷えた本堂で練習する会員の体から湯気が上がる
冷えた本堂で練習する会員の体から湯気が上がる

2月3日の本番では、午後1時と3時からの2回、鬼踊りを披露する。ことし3日は日曜の開催でもあり、大勢の参拝客が見込まれることから、本堂の外にも鬼を登場させるなどして対応する。

また、本番を前に27日は新潟市・新潟ふるさと村、コメリ黒崎店、三条市。コメリ四日町店で出張公演。

2月1日に一ノ木戸小学校、宝塔院幼稚園、JAにいがた南蒲、三条信用金庫、2月2日に本成寺保育園、さかえの里、デイサービスっセンターさかえの慰問などを行う。

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