26日午前10時から三条市厚生福祉会館をメーン会場に今年度最後の「三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」が開かれ、昨年1月の三条マルシェの6割増しの63店舗が出店するほか、初企画の「ごった鍋グランプリ2013」の開催やパルム1跡地でスノーモービル体験やキャンプ体験と、ワクワクなイベントも楽しみだ。
63店舗のうち新規出店は17店舗。三条厚生福祉会館体育館のほか、市役所前通りをはさんで向かいの第一庁舎低層棟下の駐車場にも出店する。
「ごった鍋グランプリ2013」は8店が出店。それぞれが三条の食材をひとつ以上使ったオリジナル鍋を1杯300円で販売し、最もたくさん売った鍋をグランプリとして午後2時から表彰、諏訪田製作所=三条市高安寺=特製のトロフィーを贈る。
三条市が8、9月と開設した市内で創業を目指す人たちが学ぶ「創業塾ポンテキア」の受講者が4店出店。恒例でスイーツフェアも同時開催で、三条市のリクエストに応えて佐賀県武雄市の特産、レモングラスと三条産米粉を使った三条マルシェ限定のシフォンケーキもお目見えする。
市役所低層棟下には、コロナが家庭用の湯船を低くしたようなサイズの足湯を用意するのもおもしろい。
ステージイベントは午前10時半から県内各地のゆるキャラが集う「ゆるキャラと遊ぼう!」。11時45分から福島相双地区のご当地のヒーロー「相双ディネード」が登場し、正午から101会議室に会場を移してその上映会。
さらにステージでは正午から新潟県のご当地アイドル「RYUTist」のトークライブ、午後1時から前回の三条マルシェで大人気だった地元プロレス団体「三条プロレス」の試合が行われる。
パルム1跡地は前回10月の三条マルシェで初めて使ったが、今回も引き続き利用。26日と翌27日の2日間にわたっていずれも午前10時から午後3時までスノーピークのバックアップで「まんなかCAMP〜at パルム1跡地〜」と題してキッズスノーモービル体験、冬のキャンプ疑似体験、たき火を行う。
キッズスノーモービル体験は子ども用のスノモービル2台を用意し、1人1回500円で体験できる。ただ、雪がほとんどないので前日に大型ダンプ2台で下田地区から雪を運んでくる。また、三条マルシェスタンプラリーで市役所低層棟下、三条市厚生福祉会館、パルム1跡地イベント会場の3カ所を回って台紙にそれぞれのスタンプを押してもらうとスノーモービル体験が1回無料になるほか、2月28日まで市内の16店が用意した割り引きなどのサービスを受けられる。
昨年1月の三条マルシェでは、開催前夜に三条市厚生福祉会館前の駐車場で雪上イルミネーションを行ったが、今回はパルム1跡地を会場に三条マルシェが終わった後、午後3時からみんなで雪灯ろうを作り、4時ころからイルミネーションを点灯。午後9時まで点灯して、まちの真ん中に雪とあかりの幻想的な空間をつくる。
昨年1月の三条マルシェは風雪が強くあいにくの天気にもかかわらず1万2,700人が訪れており、大勢の参加を待っている