燕署は31日、架空請求の振り込め詐欺で50万円の被害に遭った燕市内の40歳代の女性から被害届けを受理した。
女性は22日、自身の携帯電話にサイト業者から委託を受けたと名乗る会社から「サイト登録料金の長期滞納が続いている。今後も不当に未払いを続けると、お客様の身元調査を行い損害賠償を求める民事訴訟となる。」とのメールが届いた。
メールに書かれた電話番号に連絡すると「もう裁判になっています。裁判を取り下げるには一時金として50万円必要です」と言われた。相手の指示通り28日に現金50万円を簡易書留で送金した。
その後、そのようなサイトに登録した事実がないことに気づき、だましとられたとわかって31日、被害届けを出した。
燕署では、管外では同様の詐欺事件が発生しており、少しでも不審な点がある場合は、振り込みや送金する前に警察に相談してほしいと呼びかけている。