三条市は1日、三条市立大面小学校でエコクラス認定証交付式を行い、環境にやさしい活動を続ける「エコクラス」認定制度に取り組んだ4年生(児童38人)をエコクラスに認定した。
午後2時に宗村市民部長が同校を訪れ、4年生の教室で児童による取組の発表などを聞き、「本当にいい活動をやってくれてありがとう」、「ひとつひとつは小さなことかもしれませんが、ひとりひとりが地球を大切にしようと思って行動したら、地球にとっては大きなこと」と児童の頑張りをたたえ、代表の児童に認定証と記念品の廃油から作った石けんと間伐材を使用したノートを贈った。
エコクラス認定制度は平成15年度に旧三条市が創設し、合併後も継続している。小中学校のクラス単位で節電や節水、給食を残さない、花を植えるなど地球に優しい生活を考えた目標と実践項目に継続して取り組み、その結果を三条市に報告。市は環境に優しい学校生活が送られていると認めれば、市長がエコクラス認定証を交付する制度で、今回で42クラス目の認定となった。
大面小4年生は、電気をこまめに消す、環境について学習してみんなに広める、蛇口の水をしっかり止める、給食は盛られた分を食べるよう呼びかけるの各項目を4つのチームに分かれて昨年6月から取り組んだ。
児童たちは取り組みの感想発表では、「これからも続けたい」、「水道の蛇口ランキングが楽しかった」、「給食の残りのチェックをしてからみんな食べるようになった」、エコ新聞や廃油づくりの紙芝居などを見てもらい「みんながエコ活動に取り組んでくれたらうれしい」など、それぞれ楽しく取り組んだことなどを話した。
認定を祝福しようと三条市の環境マスコット「エコちゃんサンちゃん」も訪れると、一緒に記念撮影などを行い、児童たちは大喜びだった。