三条市シルバー人材センターでは、2月後半から3月半ばにかけて同センター会員が講師を務める食文化と民俗文化の伝承、リフォームの講習会を開くので、広く一般の参加者を募集している。
人と環境に優しいまちづくり事業としてリフォーム講習会を年2回開くようになってことしで3年目。同センターに登録している会員が講師を務め、高齢ならでは古くから受け継がれる経験や技術を伝え、さらにリサイクルやエコの意識を啓発している。
今回、計画したのは4つの講習会。18日に開く皮切りの「ちょこっとバッグ講習会」は5日までに申し込みが定員に達した。その後の23日午前10時から勤労青少年ホーム「ソレイユ三条」で開く「煮菜作り講習会」(参加費300円)、28日午前10時からと3月4日午前9時からいずれも本成寺公民館で開く「縄あみ・ぞうり作り講習会」(同300円)、3月15日午前9時から三条市体育文化センターで開く「お手拭きドレス講習会」(同無料)の参加者を募集している。
「煮菜作り講習会」は、塩漬けした体菜に打ち豆などの具を加えてつくる新潟県を代表する料理。「縄あみ・ぞうり作り講習会」はかつて農家の冬仕事だったぞうり作りを、ワラの編み方から学ぶ。「お手拭きドレス講習会」はタオルと洋服の生地をリフォームして子どものドレスのような手ふきタオルを作る。
いずれも定員は15人。誰でも参加できる。参加申し込みや問い合わせは同センター(電話:0256-34-2526)へ。