2日朝から粟ヶ岳(標高1,293メートル)で冬山登山をしていた新潟市関屋、会社員星明男さん(41)が遭難していたが4日夕方、無事に救助された。
星さんは日帰りの予定で2日午前9時ころ、ひとりで加茂市側の登山口から粟ヶ岳登山を開始。五合目の避難小屋から携帯電話で奥さんを通じて救助を要請した。
県警のヘリコプター「はるかぜ」が出動し、午後4時過ぎ、星さんを見つけて収容。星さんにけがはなく、三條機械スタジアムの駐車場に着陸し、三条署へ向かって星さんから事情聴取した。
三條機械スタジアムが昨年12月にドクターヘリのヘリポートに設定されており、降雪機の冬場は隣接の駐車場をヘリポートに充て、いつでも離着陸できるように常に除雪しており、今回はそれが役に立った。また、平成23年7月新潟・福島豪雨でも下田地域の孤立した集落へ救援物資を運ぶヘリコプターに救援物資を積み込むヘリポートとしても役立っている。