学問の神「天神」こと菅原道真の命日の2月25日を前に、天神講菓子のPRに取り組む燕市は、道の駅国上=燕市国上=とJR燕三条駅の燕三条ウイングで天神講菓子の色づけ体験を行うので、参加者を募集している。
市内の菓子職人の話を聞きながら、天神をかたどった菓子に食紅などを吹き付けたり、筆で塗ったりして好きな色に着色し、完成させる。道の駅国上で10日と16日のそれぞれ午前10時からの2回、燕三条ウイングで17日の午前10時半からと午後1時半からの2回行うが、10日の道の駅国上はすでに申し込みが定員に達して締め切った。
燕三条ウイングの2回目は飴屋本舗=燕市燕=が粉菓子の天神講菓子で指導し、参加費650円、それ以外は小松屋=燕市下諏訪=が金花糖の天神講菓子で指導し、参加費600円。吹き付けたり、
学業成就や合格を願う天神講で、燕市内の菓子店が作っている天神講に供える菓子は全国的にも珍しく、燕市は展示などを行ってPRに力を入れている。色つけ体験を行うのは初めてで、自分で着色できる貴重な機会。さらにご利益もアップしそうだ。参加申し込みはそれぞれの会場、道の駅国上(電話:0256-98-0770)、燕三条ウイング(電話:0256-34-7310)へ。
また、9日から25日まで燕三条ウイングと道の駅国上で越後つばめ天神講菓子展を開いて天神講菓子を展示販売するほか、15日から25日まで燕市・グループホーム仲町で展示だけも行う。