三条市の食と農の連携協議会「三条まんま塾」と県は、9日午前10時から三条市総合福祉センターで「食と農で元気アップ講座〜食品の裏側〜」を開き、食品ジャーナリストの安部司さんを講師に基調講演を聴く。
安部さんは1951年福岡市生まれで、山口大学文理学部化学科卒業後、添加物商社に勤務。2005年、『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』を出版して70万部を突破するベストセラーになり、全国で年間150回を数えるほどの講演活動を行っている。
戦後、急速に便利に、快適になった社会の裏側には、多くの化学物質がある。それは食品の世界においても同様で、今の食生活が「食品添加物」によって成り立っている。この豊かな生活の裏で何を得て、何を失ってきたのか、失いつつあるのかを考え、食品添加物について詳しく学ぶ。
昨年に続いて開く講座で、基調講演に続いて地産地消バイキングランチが行われるが、こちらはすでに参加が定員に達して締め切っている。
基調講演は参加費無料で定員300人。申し込みは必要なく、参加したい人は直接、会場へ出向く。問い合わせは三条まんま塾事務局の三条市健康づくり課食育推進室(電話:0256-34-5511・内線242)へ。