全中剣道女子団体で3年連続5回目の優勝の燕中学校で恒例の豆まき、初めて鬼との剣道対決も実現 (2013.2.7)

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ことしも全中連覇を目指して厄払いをと、燕市立燕中学校(五井勇二校長)剣道部で6日、節分の豆まきが行われた。部員は鬼を豆つぶてでやっつけ、おまけにことしは剣道でも鬼退治した。

分水商工会青年部が鬼を出前して燕中学校剣道部で豆まき
分水商工会青年部が鬼を出前して燕中学校剣道部で豆まき

燕中剣道部は、昨年の第42回全国中学校剣道大会の女子団体戦で3年連続5回目の優勝を飾った強豪。燕市分水地区の分水商工会青年部(久須美哲朗部長)は3年前から希望のあった地元の家庭に鬼を出前する事業を行っているが、青年部OBでもある剣道部保護者の発案で、つらい練習のなかに楽しさを、そして1年の剣道部の活躍を願って一昨年から燕中剣道部にも鬼も出前してもらっている。

それが功を奏したかどうかともかく、鬼の出前を始めてから女子剣道部は負け知らず。青年部員はそれぞれ仕事があるので、鬼の出前の日程調整が難しいが、「全国制覇が続いているのに、ウチらが行かんねとは、言わんねろ」とそれぞれ仕事をやりくりしてことしも5人が参加した。

鬼と剣道部員で記念写真
鬼と剣道部員で記念写真

剣道部員は男5人、女9人の14人。練習が終わったころを見計らって午後7時過ぎに青年部員がふんした5匹の鬼が燕中のけいこ場に乱入。ふん装は、衣装に麻袋を利用し、改造したプロレス用のマスクをかぶり、かつらをかぶりと手作り感満点だ。

「うおーっ!」と雄たけびを上げて金棒や金づちを振り回し、道着を来た生徒を追いかけ回した。生徒はキャーキャーと大声を上げ、笑顔ではしゃぎながら逃げ回り、渡されたなんきん豆を鬼にぶつけた。

鬼と剣道部員がガチンコ剣道対決
鬼と剣道部員がガチンコ剣道対決

過去2回はこれで終わりだったが、ことしは剣道経験のある青年部員が参加できたため、「おーし、お前ら日本一なんだろ。おれと勝負しろ!」とプロレスのマイクパフォーマンスばりに生徒を挑発し、鬼と生徒の剣道対決が実現した。

鬼は自動車修理業長谷川隆志さん(29)=燕市分水向陽=。剣道3段で10歳から剣道を始めて中学、高校と県内3位になったつわものだ。中学生相手とはいえ、「ガチでやらないと勝負にならない」と全力勝負した。

鬼は「まいりました」、剣道部員は「ありがとうございました」と互いに頭を下げる
鬼は「まいりました」、剣道部員は「ありがとうございました」と互いに頭を下げる

防具をつけて男子、続いて女子と2人と対戦したが、さすがに女子と対戦するころには最初から息があがっていて、体力的に苦戦。男子には引き分けたが、女子には敗れ、5匹の鬼は生徒の前に正座して「いや〜、日本一、参りました」と頭を下げて降参。生徒も「ありがとうございました!」と感謝した。

鬼と対戦した昨年の全国制覇メンバーのひとり、3年生河嶋香菜子さんは、ことしは家族で豆まきはしなかった。ふだんの練習相手とは勝手が違う対戦相手に「やりにくかったけど、楽しかった」と息を弾ませた。

鬼の長谷川さんは中学生との対戦に「強かったですね。鬼の演出もしないとだめだったんですけど…。もっと打っていけば良かったかな…」と鬼の立ち回りに反省しきりだった。


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