8日の三条は風が強く厳しい冷え込みの寒波に見舞われ、最低気温-2.9度、最高は1.5度にとどまった。
毎正時の観測では、気温がプラスだったのは午後1時の1.0度と午後4時の0.1度だけと真冬日同然で、日中も厳しい寒さが続いた。
終日、西寄りの風が強く、瞬間最大風速は15.2メートル。雪が降ることもあり、積もってもとけずに粉のように積もり、風が吹くたびに再び宙に舞い上がって地吹雪になっていた。同時に雲の切れ間から青空がのぞくことも多く、冬と春が一進一退のせめぎ合いのようだった。
朝の石上大橋の石上側の「石上交差点」の信号機は、横なぐりの雪でライトにうっすらと着雪して、どの色のランプが点灯しているのか判別が難しかった。信号機の電球のLED化が進み、発熱が少なくなっているために、古い信号機より着雪しやすくなっているようだ。