三条シティセールス事業実行委員会は、9、10の2日間、IID世田谷ものづくり学校=東京都世田谷区池尻2=で「三条のものづくりぐるっと体験フェスティバル」開き、三条市の優れた道具を使ったワークショップを行って三条市のものづくりの技術や製品をアピールしている。
9日は木工の「きって、けずって、木琴を作ろう!」、金属の表面加工の「四獣鏡をつくろう!」、ラジオペンチなどを使った「世界にひとつのクッキー型作り!」、包丁などを使った「最高の道具で、最高のプレートランチを作ろう!」、それとさまざまな鍛冶の道具をそろえた「鍛冶の技展」を行った。
どのワークショップも首都圏からの参加者でにぎわい、前日のレセプションにも参加した国定勇人市長は、この日も会場を訪れてワークショップのようすを見学した。
三条市の料理研究家による「最高の道具で、最高のプレートランチを作ろう!」では、サケやダイコンおろし、スクランブルエッグ、それにチンゲンサイやニンジン、カブ、イタリア野菜のロマネスコなどを調理して味わった。
いずれも凝った調理は行わずに素材を生かしたシンプルな料理だったが、参加した人は「いい素材だと手をかけなくてもおいしくなる」、「家で使っている包丁と切れ味が全然、違う」と驚いてた。ただ、販売は行っていなかったので、その場で購入できないの残念がる人もいた。
10日は「くわの話」、「親子で作る!プラモデル」を行うほか、9、10の2日間は「産地直送!直売市」も開いている。