三条市は、8日までに市内111店舗を積極的に地場食材を使う店「地産地消推進店」に認定しているが、そのうち昨年11月末までに認定した104店舗を収録した「Bon Appetit SANJO 地産地消推進店マップ」を作成し、12日に配布開始した。
三条市は2011年12月に地産地消推進店の認定制度をスタート。地産地消推進店には目印にフランス語で“召し上がれ”の意味の「Bon Appetit(ボナペティ)!! SANJO」とあるプレートを掲示してもらっている。
昨年9月からは、地元の農産物に張るシールも作成。広く市民にも知られるようになった一方、地産地消推進店に行きたいが場所がわからない、ほかにどんな地産地消推進店があるのかもっと知りたいといった声があることからマップを作った。
A2判で四つ折りするとA4サイズのフルカラー印刷。各地産地消推進店の店舗正面の写真と店名、キャッチフレーズ、住所、電話番号、営業時間、定休日、駐車台数を記し、三条市の地図上に各店の位置を番号で落としている。
1万部を印刷し、地産地消推進店をはじめ、市内の一部のホテル、旅館、公共施設などで配布している。国定勇人市長は、「またさらに多くの皆さんに自分たちが住んでいるまちの本当にいい食材を手にし、口にしていただきたい」とマップの活用を呼びかけている。問い合わせは農林課地産地消推進室(電話:0256-34-5511・内線704)へ。