三條機械スタジアムを運営する株式会社丸富=三条市若宮新田=は、17日午前10時から午後4時まで同スタジアムで冬恒例の「2013三條機械スタジアム感謝祭」を開く。FM PORTナビゲーターのステッカーキャンペーンやスポーツアドバイザー芦沢真矢氏トークショーをはじめ、新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの3選手も参加してスタジアムの施設を生かした雪を使った遊びなどさまざまなイベントを行う。
丸富が同スタジアムの管理者となってからオフシーズンを利用して毎年行っている冬の感謝祭で、ことしで4年目。昨年は1,300人が来場しているが、ことしはさらに内容をパワーアップして2,000人の来場を見込む。
ステッカーキャンペーンは午後緒1時から2時半まで。FM PORTナビゲーターの遠藤麻理さんを迎えてファンとふれあう。芦沢真矢氏トークショーは午前10時半から11時半まで。昨年の感謝祭で講演した芦沢真矢さんが今回はフリーアナウンサー松井弘恵さんの司会でトークショー形式で話す。芦沢さんは元東京ヤクルトスワローズの捕手で2008年から10年まで新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの監督を務めており、プロ野球の現場の裏話などを楽しく話してくれる。
ほかにもイベントが盛りだくさん。アルビBCから青木智史コーチ兼外野手、稲葉大樹内野手、平野進也捕手の3選手とコーチが来場。初めて行うのは第1回雪上野球大会で、アルビBCがほかのイベントでも行っている簡易的な特別ルールの野球ゲームでアルビBCチームと対戦する。
ほかにもアルビBC関連では、選手がもちつきに参加して、つきたてのもちを無料で来場者にふるまうほか、チャリティーオークションではアルビBCのギャオス内藤監督のサイン入りアルビBCキャップ、来場する3選手のサイン入りTシャツもオークションにかける予定。ケーブルテレビの「NCT」は昨シーズンのアルビBCの試合を上映する。
毎年、人気なのが雪上バナナボート。雪が覆った第一サッカー場をコースに本来は水上用の5人乗りバナナボートをトラクターで引っ張って走るアトラクションで、参加費は200円。市内園児絵画展は昨年、3施設の240点からことしは14施設の820点と大きく増える。
スポーツ用品店による野球のグローブのキットを作る「親子でつくる!☆グラブ教室」は午前10時から午後1時からの2回開き、参加費は5,000円で余裕があればその場でも参加を受け付ける。シューズを作成するための無料足型測定もある。
エコなイベントでMy箸つくりは1膳1,000円、紙バッグつくりは1つ100円。野菜ソムリエ山岸拓真さんは感謝祭限定の「もてなしスープ」100食を無料でふるまい、新潟野球ドットコムは野球関連の書籍を集めた1日限りの図書館「新潟ベースボールライブラリー」を開設。ほかにも恒例のストラックアウトや子ども縁日、バルーンアート、飲食コーナー、丸富の農業分野関連で地元野菜の直売、プランター栽培のスターターキットの販売もあり、広く来場を呼びかけている。