三条市と福島県只見町をつなぐ「八十里越」を核に地域の活性化を推進する「しただ郷エコツーリズム推進協議会」(佐野誠五会長)は、23日午後1時半から下田公民館で参加無料の特別講演会「信越トレイルの取り組み事例から、旧道八十里越の可能性を探る」を開く。
講師は3人で2部に分けて開く。第1部は「八十里越と只見の自然と歴史」をテーマにNPO法人にいがた里山研究会理事長の小林良範さんが「旧道八十里越の自然と歴史」、只見町ブナセンター主任指導員の渡部和子さんが「只見町の自然と文化〜ユネスコエコパークに向けて」について話す。
第2部は、NPO法人信越トレイルクラブ事務局長の木村宏氏を講師に「ロングトレイル取り組み事例〜信越トレイルの取り組み事例とロングトレッキングの魅力」を聴き、午後4時に終わる。
信越トレイルは、長野と新潟の両県にまたがる長大な尾根の豊かな自然環境を保全しながら山道を整備したロングトレイル。ロングトレイルは、自然や文化を味わいながら山や街道を長距離を歩くことで、子どもから高齢者まで幅広い年齢層が楽しんでおいる。動植物との出会いなど、豊かな自然と歴史を感じながらあるくウォーキングに主眼をおいたトレッキングだ。
これまでの信越トレイルの取り組みから、1日も早い供用開始が待たれる八十里越の可能性を考えてる。定員は70人で、参加費は無料。問い合わせは、(株)下田郷開発観光開発事業部(電話:0256-47-2230)へ。