三條機械スタジアムを運営する株式会社丸富=三条市若宮新田=は17日、同スタジアムで冬恒例の「2013三條機械スタジアム感謝祭」を開き、絶好の好天に恵まれて家族連れや野球ファンでにぎわった。
FM PORTナビゲーターのステッカーキャンペーンやスポーツアドバイザー芦沢真矢氏トークショーをはじめ、新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの3選手も参加してスタジアムの施設を生かした雪を使った遊び、雪上バナナボートなど、さまざまなイベントを行った。
時々、雪が降ることもあったが、朝から抜けるような青空が広がった。屋内の会場はまつりのように人であふれた。青空がうれしかったのは外で行うイベント。初めて行った雪上野球大会では、小学生チームのほかに、アルビBCがほかのイベントでも行っている簡易的な特別ルールの野球ゲームでアルビBCチームとアルビBCから青木智史コーチ兼外野手、稲葉大樹内野手、平野進也捕手の3選手とコーチのチームも出場。ティーに載せたボールを打つ野球要素を生かしたゲームで競技した。
走るのが大変で、ただでさえでこぼこしているのに、場所によっては足がずぼっと入るところもあり、走りにくさと言ったら砂の上の比ではない。応援する保護者は「走れーっ!」と絶叫してもいっこうに足が進まず、転んで思い切り頭から雪に突っ込んだりして、笑いもいっぱいだった。
雪上バナナボートはことしも人気。雪が覆った第一サッカー場をコースに本来は水上用の5人乗りバナナボートをトラクターで引っ張って走るアトラクション。常に行列ができ、バナナボートに子どもたちはにこにこ顔でカメラを向ける親に手を振っていた。