ヤマトヤのケーキを囲んで家族で桃の節句のパーティーをと、ふるさとの味にこわだる和洋菓子製造販売のヤマトヤ(土屋静雄社長・本社三条市条南町)は、ひな祭りの3月3日まで、期間限定でことしも「ひなまつりケーキ」を販売している。
「ひなまつりケーキ」は春本番を告げる同店の定番季節商品。ことしは人気のロールケーキやタルト、クレープのケーキ計9種類を縦横3個ずつ詰め合わせた「ひなアソート」(3,570円)を新発売した。真ん中のケーキには、おひなさまが寄りそうトッピングで、周囲にはイチゴやモンブラン、大納言。彩りも春らしく、家族で選んだり、仲良くシェアしたりと楽しみながら味わえる。
毎年、人気なのはデコレーションタイプの「メロディーおひなさま」。スポンジの間にイチゴをサンドし、生クリームをたっぷり使ったフルーツのデコレーションで、金屏風を背に座るおひなさまがほほえむ。直径15センチの5号サイズ(3,465円)と直径18センチの6号サイズ(4,095円)の2サイズ、生クリームと生チョコの2タイプのバリエーションがある。
定番のデコレーションケーキ「ひなデコ」(5号3,045円、6号3,570円)や、2段重ねのケーキのひな壇におひなさまと三人官女が並ぶ「雛段飾り」(4,410円)、ロールケーキタイプの「ロール雛」(1,995円)と、食べてしまうのが惜しくなるほどかわいいケーキをラインナップする。
期間中はショートケーキタイプもおひなさま限定商品で、これも年々、人気が集まっている。ひしもちをイメージしたピンク、黄、緑のスポンジで生クリームをサンドして、おひなさまやイチゴで飾った「ひなケーキ」をはじめ、モモやサクラ、ぼんぼりのオーナメントを飾った「ひなクレープ」、「ひなロール」、「ひなプリンアラモード」、「ひなプリントルテ」などショーケースから春があふれる。あわせて「いちご大福」、「桜餅」など春の時季の和菓子も彩りを添える。
同店のケーキは、市内直江町にある工場で手作りする自家製。昭和41年発売の三条を代表する土産のひとつ「六角凧サブレ―」をはじめ手間暇をかけてヤマトヤの味を守っている。
「桃の節句には、大切なお子さまの健やかな笑顔とヤマトヤのケーキを囲んでお祝いをしてほしい」と来店を呼びかけている。ひなまつりケーキは、三条、燕、加茂のヤマトヤ8店舗で販売しており、予約も受け付けている。