燕市は来年度、市立で初めての認定こども園「燕南こども園」を開園するのにあわせて、絵本作家やプロミュージシャンに制作を依頼して燕市内の保育園や幼稚園の園児からみんなで歌ってもらう燕市のこどもの歌『みんなつばめのこども』が完成した。
歌は3月15日午後3時半から燕南こども園(今の南保育園)でお披露目会を開いて発表する。作曲したシンガーソング絵本ライターの中川ひろたかさん、作詞した絵本作家の藤本ともひこさん、編曲したミュージシャン&マジシャンの大友剛さんが来場する。
曲作成に関する思いと歌の披露のあと、燕南幼稚園と南保育園の園児82人に制作した3人が歌を指導する公開レッスン。さらに市内の幼稚園、保育園全園の歌の指導担当者が参加して、歌の指導を受ける。
市内の幼稚園には園歌があったが、保育園には園歌がなく、認定こども園のスタートを機に市の子どもたち全員が行事などで歌える歌をつくろうとなった。
中川さんは、音楽活動ではトラや帽子店の時代から県内の保育園や幼稚園でもおなじみで、燕市へも何度も訪れている。今回、制作にあたった同じ“園歌トリオ”で、2011年にも東京・西新宿保育園の園歌をつくっている。