三条地区少年指導委員連絡会会長の佐藤勝昭さん(62)=三条市林町1=が、少年の健全育成活動に貢献した功労で県警本部長と新潟県少年警察ボランティア連絡協議会会長の連名の表彰を受け、27日に三条署で表彰状の伝達を受けた。
佐藤さんは1999年に少年指導委員に委嘱され、これまで13年間にわたって三条地区の青少年の健全育成活動に尽力した功労によって、2月25日付けで砂川俊哉県警本部長と一見恭子新潟県少年警察ボランティア連絡協議会会長の連名で表彰された。
少年指導委員は、風営適正化法に基づいて都道府県公安委員会から委嘱を受け、少年を有害な風俗環境の影響から守るための少年補導活動や風俗営業者などへの助言活動等に従事している。佐藤さんも三条署の警察官とともに風俗店を巡回したり、市内の祭りやイベント会場などのパトロールなども行っている。
この日は、午後1時45分に三条署で開かれた三条地区第2回少年警察ボランティア研修会で表彰状の伝達が行われた。小林国夫三条署長が表彰状を呼び上げて佐藤さんに手渡し、同研修会に参加した20人余りが佐藤さんの栄誉を称えて拍手を送った。
佐藤さんは、今まで目立ったことはしていないが、みんなと少年の非行防止や健全育成活動に参加させてもらって表彰を受けたことに感謝し、「これからもまた、地域の少年たちを見守っていきたいと思います」とあいさつした。