燕市では4月1日から3年間、奨学金を受けながら金属研磨技術の基本から応用まで学ぶ燕市磨き屋一番館の研修生を募集している。
採用予定は3人で、研修は4月1日から平成28年3月31日までの3年間。対象は金属研磨技術の習得に興味と関心があり、かつ金属研磨業の後継者か就職や開業を目指している人でおおむね45歳くらいまでの人。
奨学金を支給する。金属研磨技術者として市内で開業か就職を目指す研修生の支援が目的で、県の最低賃金相当額の月額12万1,264円を支給する。金属研磨の基本技術と応用技術の習得、バフ研磨機等関係機器の構造研修、基本操作と安全教育などを学ぶ。
卓越した技術者として「にいがた県央マイスター」に認定された「磨き屋マイスタートリオ」の3人が研修生の指導にあたる。
定員9人で毎年3人を採用しており、今春、3人が修了することから新たに3人を採用する。修了生に対する地元企業の評価は高く、今春修了の3人もすでに就職先が決まった。県外から参加する人もある。
申し込みは3月11日まで燕市商工観光部商工振興課(電話:0256-92-2111)で受け付けている。詳しくは同課へ。