三条市興野3、総合商社の金武(株)=金子太一郎社長=は2月28日、3月1日の2日間、三条商工会議所で春の展示会「商売繁盛祭」を開き、県外を中心とした協賛メーカーが、来場した市内の金物卸や小売業者などに幅広い商品群をアピールした。
毎年、金物卸業者や小売業者を対象に開いている同社の取扱い商品の展示会。今回の展示内容は、家庭用品や農業用品をはじめ、園芸介護、環境就農、LED照明、焼却炉ホース、業務量製品、ごみステーションなどで、協賛メーカー50社の商品がびっしりと並んだ。
三条市内にすでに500台以上を納品しているという簡易折りたたみ型などのゴミステーションは、広島県福山市が本社のメーカー。カラスがごみ袋をやぶって散らかしたりする被害にふたをつけることなどで対応した商品で、簡易折りたたみ型や簡易ワンタッチ組立型など数種類を展示。ほかのメーカーは、ゴミステーションなどにネットをかける方法を提案し、カラス避けネットなどを提案した。
また、2年前の東日本大震災の発生後の電力不足などで注目を集めた「みどりのカーテン」も、引き続き人気商品で、つりさげタイプ、立てかけタイプ、ベランダ用などを紹介。緑のカーテン作りに挑戦したが難しかったという人のために、真夏の強い日差しをナイロンやポリプロピレンなどの素材でできたおしゃれな日よけシートも提案。
さらに、富山県高岡市のメーカーのアルミニウム合金をデュポン社のフッ素樹脂で色をつけ、フライパンの内面にイラストを描いたおしゃれなフライパン「アートあっとパン」など、女性に人気としていた。