燕市内の60歳代の男性が1日夜から行方不明になっており、4日の午後4時現在でも見つからず、家族や友人、警察、消防で捜索している。
行方不明になったのは、広田金型社長の燕市日之出町、広田修さん(63)。1日午後9時ころまで三条市内の飲食店で酒を飲んだ後、タクシーで自宅付近に帰ったが自宅に戻ることはなく、そこから行方がわからなくなっている。
広田さんは身長約170センチで髪は白髪交じり。紺か黒のつなぎの作業服の上に黒いビニールのジャンパーを羽織り、黒いキャップをかぶり、黒いスニーカーをはいていた。
家族は翌2日昼になっても広田さんが帰らないため、燕署に届け出た。携帯電話は会社に忘れていた。燕署と燕消防署で自宅周辺を捜索する一方、3、4日と日之出町集会所を拠点に広田さんの友人らが集まって周辺を捜索。県警ヘリコプターも出動して空からも捜索した。
広田さんの家は中ノ口川左岸側で、川のすぐそば。タクシーの車載カメラの記録映像によると、タクシーを降りた広田さんは家のある川の方ではなく、反対側に歩き出したようだが、短い映像なのでその後の行動はわからない。
行方不明から4日もたって見つからないことから、川へ転落した可能性が高まっている。友人たちもこれ以上、捜索するあてがないため、捜索は4日でいったん終わり、何か手掛かりが見つかったら捜索を再開することにした。広田さんに心当りのある人は燕署(電話:0256-66-0110)か燕消防署(電話:0256-66-0119)へ。