6日の三条は、気温が3月下旬並みの11.8度まで上がり、2月28日の10.5度上回ることし最高を記録した。
明け方は放射冷却現象で最低気温-0.8度と氷点下の厳しい冷え込みだったが、抜けるような青空でぐんぐん気温が上がった。昼前から曇り始め、午後に入ると雨が降り、午後2時からの1時間に4.0ミリの雨量を記録。雨量を記録したのはこの1時間だけで、雨が上がると再び青空が広がり、天気がくるくる変わった。
雨が空気の汚れも一緒に落としてすっきりした空になるかと思われたが、雨上がり後は遠くの景色がかすみ、夕日は光も弱く、輪郭がはっきりせずにぼんやりと空に浮かんだ。
春がすみの主な原因である黄砂は近年、大気汚染物質が含まれることが心配されていたが、ことしはとくに微小微粒子のPM2.5も心配され、春がすみを春の風物詩などとのんきに言っていられない状況だ。