JR東日本は、分水駅の桜並木のライトアップにあわせて水曜の4月17日と24日に初めて臨時列車の快速「分水夜桜号」を運行する。
いずれも行きは始発が新潟駅17時53分、終着が分水駅19時10分、帰りは始発が分水駅20時08分、終着が21時30分。使用車両は、2001年から羽越本線の新潟ー酒田間で定期運行しているジョイフルトレイン「きらきらうえつ」で一部指定席。
分水駅にはホームに沿ってサクラの巨木が並び、毎年、見事な花を咲かせている。燕市分水観光協会は毎年、おいらん道中が歩く大河津分水と分水駅の桜並木のライトアップを行っており、ことしも4月12日から25日までライトアップする。
燕市では以前から臨時列車の運行を働きかけてきたが、来年4月から6月にかけて新潟県でディスティネーションキャンペーンが行われることもあってか今回、初めて運行することになった。「きらきらうえつ」が信越本線、弥彦線に入線するのは珍しいという。
分水駅での停車時間が1時間近くあるため、市では何らかのイベントができないかと検討している。分水おいらん道中が行われる4月21日は、ことしも臨時列車を行き2便、帰り3便を運行される。「分水夜桜号」の停車駅は次の通り。
【行き】新潟・亀田・新津・羽生田・加茂・東三条 燕三条・燕・吉田・分水
【帰り】分水・吉田・燕・燕三条・東三条・加茂・羽生田 新津・さつき野・荻川・亀田・越後石山・新潟