19日未明、三条市内の国道289号上で車を運転していた男性が街路樹にぶつかって死亡した。
発表では午前2時50分ころ、三条市興野1地内の国道289号、通称「第二産業道路」上で三条市西大崎1、ゲームセンター店長小林弘幸さん(36)が運手する普通乗用車が三条市内から加茂市方向へ進行中、道路右側の街路樹に衝突した。
小林さんは市内の病院に運ばれ、全身を強く打って意識不明の重体だったが、午前3時46分、外傷性ショック死した。
現場は「電器のアキバ」付近の左カーブだが、小林さんの車は直進して対向車線側の街路樹にぶつかったと見られる。事故の原因は捜査中で、ほかの車が関与したようすはなく、自損事故と思われる。雨で路面がぬれていたので、ブレーキ痕の有無もよくわからない。家へ帰る途中だったと思われるが、どこから帰るところだったのかなども調べている。
近所の看護師が大きな音がして事故に気づき、119番通報した。看護師の話では、車は大破していて車内をのぞくと人が乗っていて驚いた。すでに脈はなかった。看護師と警備会社の人と2人で心臓マッサージをして蘇生も試みたと言う。