ことしも燕市と三条市の両市の成人式を取材した。その雑感。男性の服装はダークスーツ一色からちょっとバリエーションが増えた気がする。長引く就職難のためか、全員がリクルートスーツで出席してるような、抑圧されているような印象だったが、ちょっと雰囲気が軽くなったように見えた。
一方、女性は振り袖一色。例年なら少なからず洋服やはかまを見かけるが、燕市では洋服を見かけず、三条市でもひとりしか洋服を見なかった。経済的な理由からだけではないと思うが、成人式では不景気もどこ吹く風だ。
成人式が終わってもすぐに帰らず、久しぶりに再会した友だちとワイワイやっているのはいつも通り。ただ、以前なら10人、20人というグループが多かったが、ことしは数人程度の小さなグループが多かった気がする。全館禁煙としたこともあるが、喫煙率は低く、男性なら過半数が喫煙していたウン十年前とは隔世の感がある。
注目してみたのが三条市成人式での携帯電話。ガラケーは見事に一掃されてスマホの圧勝。ガラケー率は5%以下だろう。スマホの流行初期は3、40歳代から浸透し、若者はガラケーという時代がしばらく続いたが、もう猫も杓子もスマホ。中には女性でスマホとガラケー2台持ちのガジェットマニアも。Android対iPhoneはAndroidがやや優勢か。
それとこれは常識なんだろう。女性がスマホを見ながらまつげを直している。あまりにもiPhoneを凝視しているので何だろうと考えた。そうだ、スマホのインナーカメラで自分の顔を映し、ディスプレーに表示して手鏡にしていたのか!。考えて見れば簡単なこと。映像を左右反対にする鏡像にすれば鏡そのものだ。
さっくiPhone版の「はるかがみ」をインストールしてみたが、ピンチ操作で拡大したり、画面を静止させたりできるので、本物の鏡以上に便利だったりする。これは女性でなくともほしいアプリ。無料でもあり、まだインストールしていない人には超オススメだ。
個人的にいちばん気に入ったのは、熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」のストラップ。近所のゲーセンのクレーンゲームでゲットしたとのこと。顔の表情は種類があるんだとか。見せつけられてなんともうらやましかった。さっそく手に入れよ!。