燕市は22日、4月1日付け人事異動と新庁舎開庁の5月7日付け人事異動をあわせて内示した。異動者は4月1日付けが219人、5月1日付けが20人の239人だが、4月1日から保険年金課が今の市民生活部から健康福祉部に所管替えするなどの組織機構の見直しを含んでおり、それを除いた一般行政職の実施的異動者は、新庁舎開庁による影響を最小限にとどめるため、昨年の131人を下回る102人と小規模とした。
部長級の昇格は五十嵐嘉一企画財政課長(57)が企画財政部長に、田野正法収納課長(58)が市民生活部長に、金子彰男総務課長(57)が教育次長にそれぞれ昇格する。
組織機構の主な見直しは、課では保険年金課の所管替えのほか、生産振興課を農政課に統合、教育総務課を学校教育課に統合。係では児童手当係を健康づくり課から福祉課に所管替え、文化会館係を文化振興係に統合、指定管理者青銅導入に伴う図書館係の廃止、高校総体推進係の廃止、それと燕南こども園の開設。
女性職員の登用を進めた。とくに副参事級に3人、係長級に3人、主査級に5人を新たに登用した。5月7日の新庁舎開庁では、燕、吉田、分水のサービスセンターを廃止し、燕、分水サービスコーナーを開設。さらにきめ細やかな相談支援を行う「福祉総合相談窓口」を開設する。異動の内容は次のリンクの通り。