協栄信用組合(池内博理事長・本店燕市東太田)は21日、全国信用協同組合連合会(全信組連)などと協力して行っている「しんくみピーターパン募金」から燕市の児童施設に一輪車やミニサッカーゴールなど計20万円相当を寄付した。
午後3時半に杉名児童館で贈呈式を行い、協栄信用組合の池内博理事長、全信組連新潟支店の清水保支店長、新潟県信用組合協会の高野勇事務局長らが訪れ、池内理事長から燕市の藤沢健一教育長に合計20万円相当の一輪車9台、一輪車スタンド2台、ミニサッカーゴール1組、木製玩具2組の目録を手渡した。
「しんくみピーターパン募金」は、障がいや難病と闘う子どもたちやその家族への支援活動と子どもたちの健全育成活動に役立てるのが目的。主旨に賛同した全国の信用組合の組合員が加入するオリエントコーポレーションと提携する社会貢献型クレジットカード「しんくみピーターパンカード」の売上金額の0.5%を「しんくみピーターパン募金」とし、うち0.2%をロンドンのグレート・オンモード・ストリート病院こどもチャリティー、0.3%を同社の社会貢献活動の一環で全国の信用組合で組織する全国信用協同組合連合会に還元している。
同募金は年2回、各都道府県の信用組合協会に配分されており、本県では平成14年から県内12の信用組合が順番に配分を受けて各営業エリア内に寄付している。燕市への寄付は3回目で、前回は平成22年9月に受けている。
藤沢教育長は、同市教育委員会手製の感謝状を手渡して礼を述べ、感謝。杉名児童クラブを利用する1年生から3年生の児童9人が、新しい一輪車に乗ってデモンストレーションを行い、感謝の気持ちを表した。