農業支援に力を入れる三条市シルバー人材センター(古沢冨雄理事長)では、20日から始まる果樹の花粉付けの作業に従事できる会員の入会を急募している。
果樹の花粉付けの作業は花が咲いている天気のいい日に限られ、1日現在で受注しているのは20日から10日間。10人ていどの作業従事者を見込んでいるが。手が足りないのと、多い人数で作業時間を短くして負担を減らした方が好ましいこともあり、花粉付けの作業をしてくれる人を募集している。
農業従事者の高齢化が進み、三条市内の農家人口がこの20年間で半分に減って人手不足になっている。同センターに農作業の支援を求める注文も増えていることから、農業支援に力を入れており、ことしから農業支援者の養成講習会も開いている。昨年は花粉付けの注文なかったが、果樹関係で袋かけ、摘花、出荷手伝いなど3件、合わせて約25万円を受注している。
おおむね60歳以上の健康で働く意欲のあるアクティブなシニアを募集している。年会費4,000円。入会するには無料の説明会に参加する必要があり、4月は4日午後7時から同センター事務所、18日午前9時半から三条市厚生福祉会館第2集会室で開く。問い合わせは同センター(電話:0256-34-2526)へ。