燕市は平成23年度、24年度と2年がかりで燕市総合文化センター駐車場を整備、拡張し、収容可能台数はそれ以前の188台から277台へと90台近く増えた。
23年度は駐車場内にある旧配水塔「水道の塔」の西側をそれまでの駐車場から広場にしたこともあり、敷地西側に隣接する土地513平方メートルを購入して駐車場に整備。24年度は南側の駐車場に利用していた借地2カ所合わせて1,519平方メートルを購入し、それとは別に新たに453平方メートルを購入。花壇、緑地、通路を無くしたり、消雪パイプを敷設したりといった整備も行い、3月末に供用を開始した。
同センターにある燕市文化会館は680席。1台の車に2人ずつ乗ってきたとしても340台の駐車スペースが必要になるが、これまでは188台分しかなかったので全然、駐車場が足りなかった。足りない場合は近くの燕消防署の敷地を臨時駐車場のような形にしていた。
駐車スペースが広がったこともさることながら、以前に駐車場を拡張した名残で駐車スペースは通路で分断されていたが、その通路をなくして整備しただけでも、感覚的にはずっと広くなって見える。今回の整備、拡張でも駐車スペースが十分とは言えないが、足りなくなることはめったになくなるはずだ