6日から15日までの「春の全国交通安全運動」にあわせ、三条署と三条市、三条市交通安全協会は、市内小学校の入学式が行われた9日、三条市立月岡小学校の玄関前で春の交通安全運動出発式と新一年生交通安全キャンペーンを行い、交通事故防止を呼びかけた。
三条市、三条署、三条市交通安全協会から約50人と県警マスコットの「ひかるくん」と「ひかりちゃん」も参加。パトカーと交通機動隊長岡方面隊の白バイ1台も投入し、交通安全をアピールした。
午前8時45分から出発式のあと、入学式の新1年生の初登校にあわせて新一年生交通安全キャンペーンを行った。新1年生一人ひとりに、国定勇人市長や小林国夫三条署長、加藤紋次郎三条交通安全協会会長などが、交通安全に気をつけるように声をかけて、交通安全のちらしと啓発用の間伐材を使ったエコ鉛筆を手渡した。
入学を祝うような青空の下、新1年生は保護者と一緒に初登校。背負ったランドセルはピンク、紫、紺、さらにラメ入りと色とりどり。男の子は紺の半ズボンスーツ、女の子はAKB48のような制服風ブレザーにひらひらのスカートなどを着て、きらきらした笑顔で校門を入った。
国定市長はしゃがんで新1年生と同じ目の高さで「入学おめでとう。横断歩道を手をあげて渡ってね」と話したり、小林署長とともに新一年生の手を引いて、押しボタン信号機のボタンの押し方や左右の確認など横断歩道の渡り方と交通安全を呼びかけた。
あわせて、同小学校前の通りで街頭指導を行い、交通安全を呼びかける黄色いのぼりや「交通安全運動実施中」などの看板を手に、通行車両のドライバーに安全運転を呼びかけた。