7日に新潟地方気象台がソメイヨシノの標準木の開花を発表し、春らんまんはもうすぐそこ。まだ目立たないが、探すといろいろな所に春の花を見つけることができる。
9日、三条市上須頃地内の中ノ口川堤防道路付近では、背比べをするツクシを見上げるように咲くヒメオドリコソウの紫、オオイヌノフグリの青い花が陣取り合戦をするように入り乱れて地面を覆った所がある。
ツクシでも高さ10センチくらいで、それより小さいので意識的に視線を下げないとなかなか気付かない。ヒメオドリコソウは笠をかぶった踊り子のように見えるのがその名の由来。オオイヌノフグリの名前の由来は各自で調べてもらうとして、花は直径1センチもないが、良く見ると花びらはコバルトブルーの美しい色。散歩がてらに足元に届いた春の花便りを見つけたい。