燕市大曲、燕市児童研修館「こどもの森」では、14日午前10時半から午後3時まで「こどもの森フェスティバル」を開き、親子で楽しめる13のブースが勢ぞろい。これにあわせて隣接の燕市交通公園でもフリーマーケットやミニゲーム、野球バットの木の植栽などを内容に燕市交通公園フェスタを行い、子どもたちに人気の2つの施設が力を合わせて子どもたちを呼び込む。
「こどもの森」に設置されるブースは、フットセラピーやハンドトリートメント、フラワーアレンジメント、カラーセラピーから、帽子を作る工作、布のコースターのスタンプ染め、ボードゲーム「カロム」、写真スクラップの飾りなど親子で楽しめるものばかりだ。実施する時間はまちまちで、原則無料で参加できるが、一部は数百円ていどの材料費実費が必要になる。
さらにステージイベントを行い、10時半から風船王フージーさんによるバルーンショー、午後1時半からきよ里さんによる三線と歌、2時半から中越ひかりママ楽団によるエンディングを行う。
一方、燕市交通公園で同じ時間を使ってフェスタを開催。フリーマーケットに5店が出店。ミニゲームはストラックアウト、スーパーボールすくい、輪投げの3つを行い、いずれも菓子の景品付きで1回300円で参加できる。
野球バットの木の植栽は参加無料で午後1時に管理棟内休憩室に集合。園内の「木の実のなる林」に植える。国内産の木製バットのほとんどがモクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹「アオダモ」で作られている。しかし 国内では数が減って入手が困難になっていることから新潟アルビレックス・ベースボール・クラブでもアオダモの植栽を進めている。今回は参加者から手伝ってもらってアオダモの苗木10本を植える。
「こどもの森」では、新年度のスタートという意味で毎年4月に工作やバルーンショーなどのイベントを行っているが、今回のような大がかりなイベントは初めて。昨年、子育て中のお母さんから特技や資格を生かしてもらおうと「わくわく講座」の講師を務めてもらったのもきっかけになり、そのお母さんたちによるブースもある。
フェスティバルの準備を進めるなかで、燕市交通公園でもそれにあわせたイベントをと急きょ、フェスタを企画。両施設が力を合わせたスペシャルイベントで、大勢の親子の来場を待っている。ブースの内容、団体、参加料は次の通り。