21日に燕市・大河津分水などで行われる第71回分水おいらん道中の会場で、燕市西燕町、株式会社MGNET(マグネット)(武田修美代表取締役)は、分水おいらん道中PR隊のマスコットキャラクター、おいらん役の「きららん」をデザインした金属製の名刺入れを限定販売する。
アルミニウム製の赤とピンクの2種類がそれぞれ1,800円、ステンレス製のシルバーが2,500円の特別価格で販売する。いずれもサイズは61×95×8ミリ。名刺入れの上面に、きららんの顔左半分と右半身を裁ち切りのようにして大きく配置した大胆なデザインだ。おいらん道中当日、大河津分水サクラ堤防と燕市分水地蔵堂本町で開かれる「つばめるしぇ」の燕市観光協会のブースで販売される。
MGNETは、同所の株式会社武田金型製作所の子会社として2011年10月の設立。武田金型製作所ブランド「mgn(エムジーエヌ)」の企画、開発、販売を手掛ける。
名刺入れ専門店も経営するので、名刺入れの企画はお手のもの。地域貢献になればと「きららん」グッズを企画。外注も燕市内の企業に限定し、「メード・イン・ツバメ」のクオリティーにこだわった。
ほかにも洋食器メーカーの株式会社サクライ=燕市物流センター=が「きららん」をデザインしたステンレス製エコカップと銅製のペーパーナイフを企画した。ことしの分水おいらん道中はすでに開催日が迫っているが、燕市では今後もこうした企業とのコラボレーションによる「きららん」グッズの企画を推進していく考えで、企業からの提案も待っている。問い合わせは市商工観光部観光振興室(電話:0256-92-2111、内線569)へ。