NPO法人地域たすけあいネットワーク(加藤裕子理事長・三条市本町6)は17日、近所の八幡公園で花見を行い、職員や利用者、ボランティアなど約50人が参加して満開のサクラの下で弁当を広げ、歌ったり、踊ったりして春らんまんを満喫した。
毎年恒例の春の行事で、花見会場までは同法人から花見会場までは直線距離でわずか150メートル。八幡公園は三条市内の花見スポットのひとつで、ちょうちんがともるので夜桜見物も多い。
サクラは、わずかにつぼみが残る一方で風が吹くと花びらが散り、今まさに花のピークにどんぴしゃり。青空も広がってこれ以上ない花見日和に恵まれた。
公園の緑の上にブルーシートを敷き、精肉店に頼んだ弁当を広げた。カラオケにあわせて歌声喫茶のように懐メロの「この世の花」や「東京の花売り娘」、唱歌の「春の小川」や「さくら」を歌った。
その後も着物を着た地元の日本舞踊愛好者による踊りを見物したり、みんなで「三条おけさ」を踊ったり。車いすに乗った利用者も手拍子で盛り上げた。「昨年より花のつきがいいね」、「こんなにタイミングのいい花見はそうそうない」と春を五感で味わっていた。