燕市子ども体験活動支援センター「風の子クラブ」は20日、チューリップの花を摘んで花絵を作る「チューリップアートに挑戦」を行って今期の活動をスタートした。
3年生以上の市内小学生を対象に参加者を募集し、6カ月単位で体験活動を行っている。今回は4月から10月までの6カ月間で、小学生42人が参加を登録し、この日はうち35人が参加した。
燕市大曲河川公園のファンクラブの市民も参加し、新潟市東区河渡のチューリップ畑へ出向いて約3万本のサクラの花を摘んで2トントラックに載せて大曲河川公園へ。縦2.5メートル、横3.6メートルほどの穴の開いたパネルに赤、黄、紫のチューリップの花を挿し、登録有形文化財への登録が決まっている燕市旧浄水場配水塔「水道の塔」の図柄と「つばめ」、「2013」の文字を描いた。
県央大橋の上から良く見える中ノ口川の土手の斜面の前に立て、さらに残った花を使い、斜面の緑の草の上にチューリップの花の形に並べて完成した。次回5月11日は新発田市の自衛隊駐屯地へ出掛けて体験入隊にチャレンジ。10月までに計8回の活動を通してさまざまな体験を深め、子どもたちは学校の枠を超えて交流し、助け合いや思いやりを学んでいく。