燕三条地場産業振興センターは、ゴールデンウイークの5月3日から6日まで開く「じばさんGWフェアー2013」に先駆けて27日から「金物特価市」を開いており、地場産品を中心に包丁や鍋などのキッチン用品や園芸用品を格安で販売している。
ゴールデンウイークの県内外からの観光客や帰省客などに地元製品のPRをとフェアを開いているが、行楽や帰省の分散化に伴い、毎年、フェアに先行して金物特価市を開いている。
ことしも人気の包丁をはじめ、鍋やフライパン、ザル、園芸用のはさみ、くわ、工具など燕三条製の商品を、同センターの展示即売場で販売している産地価格よりさらに割り引きしての特価販売だ。
山菜シーズンを迎えるこの季節の人気商品は、銅製の山菜鍋。同センターでも常に扱っている定番商品だが、エダマメや青菜なども色よくゆでられることから、プレゼントや土産にとリピーターも少なくないという。
大型連休のスタートとともに始まった金物特価市。27日は駐車場に高崎、大宮、練馬、湘南など関東圏をはじめ、秋田、名古屋、佐賀などのナンバープレートをつけた自家用車が並んだ。店内では包丁や鍋などを品定め。同センターのスタッフに手入れ方法やおすすめ商品などを聞いて買物を楽しんでいた。
5月3日から6日までのフェアは、ゴールデンウイークイベントでは初めて「下取りフェアー」」を開催。対象品目は、包丁、鍋(フライパン、ケトル含む)、園芸はさみ、くわ。不要になった品物を持参すると、フェア期間中の買い替え時に使える10%割引券と交換、特価品をさらに割引価格で購入できる。金物特価市も同フェアも午前9時半から午後4時半まで。