歩行者天国にした三条市のまちなかで地場の農産物やスイーツ、手づくりクラフトなどを売る店がぎっしり並ぶ「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」。その今年度の皮切りがゴールデンウイーク最終日の6日、三条別院から昭栄通り、本寺小路、そして大通りの中央商店街を歩行者天国にして開かれる。
これまで年度初めの三条マルシェは70店近いが出店があったが、今回はそれを上回る72店。うち18店が初出店で、いつも三条マルシェに足を運んでいる人にとっても新鮮な発見がいっぱいだ。
ジャンル別では飲食25店と最も多く、次いで手作り雑貨・クラフトが17店。ほかにスイーツ、食品・農産物、日用品・衣料品、リラクゼーション、サービスなどの店が並ぶ。
イベントは三条別院と中央商店街の路上ステージの2カ所で行い、吹奏楽、ブルース、アコースティックギター、フォークの演奏、カントリーラインダンスや大道芸もある。
目玉は午前10時半から路上ステージで行われる三条商業高校の書道ガールズの書道パフォーマンスと吹奏楽部の演奏のコラボレーション。最近の三条マルシェでは高校生による書道パフォーマンスが呼び物になっているが、音楽CDにあわせて書道パフォーマンスを行っており、生演奏で行うのは初めて。3月に三条市で開かれた「まんなか熱血トークバトル」に出演した吹奏楽部の部長から共演の申し出があって実現するもので、書道と演奏の両方でライブ感あふれるパフォーマンスを体験できるはずだ。
3年前にスタートした三条マルシェは、三条市を代表する一大イベントに成長。今年度も10月まで毎月と来年2月の計7回を計画。今回も天気さえ良ければ1万5千人前後の来場が見込まれる。
午前10時から午後3時までの開催で、会場周辺は午前8時半から午後5時まで通行止めになる。駐車場は三条市役所と三条地域振興局を利用でき、それぞれと昭栄通りの東端を結ぶ無料シャトルバスを午前9時半から午後3時半まで運行する。