6日開かれた「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」のイベントで三条商業高校の書道パフォーマンスとブラスバンドが初めて共演、コラボレーションして来場者をわかせた。
中央商店街の路上ステージのイベントで披露したもので、2曲の書道パフォーマンスのうちの1曲、BUMP OF CHICKINの『天体観測』で共演。同校吹奏楽部17人の演奏にあわせて書道部20人が書道パファーマンスを披露した。
練習とは違って演奏する吹奏楽部員から書道パフォーマンスが見えない位置になったため、吹奏楽部員が書道パファーマンスが終わったものと勘違いして演奏を止め、手拍子だけになるアクシデントもあったが、部員が機転を利かせて演奏を再開。最後までやりきり、大きな拍手がわいた。
三条マルシェの女子高校生による書道パフォーマンスは名物のようになっている。なかでも三条商業高校は商業クラブがオリジナルのパンを売る「いかパン屋」で出店するなど、三条マルシェとのかかわりが長い。
3月に三条市で開かれた「まんなか熱血トークバトル」では、三条商業高校による書道パフォーマンスが披露され、トークバトルには吹奏楽部部長が出演。そんなつながりから、これまではCDの音源にあわせて行っていた書道パフォーマンスを吹奏楽部の生演奏で行うことになった。
ゴールデンウイーク返上でこの1週間余りは両部とも毎日、部活動で練習を重ねた。吹奏楽部部長の3年生長野真弥さんは「きょうにかけてるんです」、「またオファーが来るように部活動の練習も充実させていきたい」と意気込んでいた。
書道部部長の3年生鈴木福女さんは「生演奏なのでやりがいがあります。ぜひ一緒にと誘いました」と話していた。また、写真部(佐藤里穂部長)からも記録係を兼ねて4人が参加してイベントを盛り上げた。