6日に三条市で開かれた「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」で、長岡造形大学の学生が学校の友だちを巻き込んで初出店した。
出店を企てたのは、造形大4年の竹之内美穂さん(21)=三条市南新保=。友だちを「巻き込みたい」と、それをローマ字で書いた子音をつなげて店名は「MKKMT」に。友だち10人とポストカードはじめ、ストラップ、ブローチ、アクセサリーなど50アイテムを制作し、当日は5人が売り子となって販売した。大学祭でも作品の販売を経験しているので、出店のプロセスはスムーズだった。
竹之内さんは、昨年から三条マルシェをサポートする高校生や大学生のボランティアでつくる「マルシェ部」の部員になった。昨年暮れから今度は自分が出店してみたいと考えるようになった。
3月に三条市で開かれた「まんなか熱血トークバトル」にも地元大学生という立場で出演、発言した。会場で「市長が高校生マルシェをやるって言ったときに、自分もお試しでやってみようかと思いました」と、市長の発言が引き金になった。
今回の三条マルシェで、マルシェ部はオリジナルTシャツを新調したが、これは竹之内さんの持ち込み企画。自分でTシャツをデザインし、提案したところ採用になった。
次回の三条マルシェで竹之内さんは、再びマルシェ部員として裏方に回る。今回の出店で「出店者側の苦労が見えたので、それがこれからのボランティアに生かせると思います」ととらえ、「地元を盛り上げる活動をマルシェに限らずいろいろやっていきたい」と話している。