三条市は、(財)新潟県環境保全事業団の「グリーンカーテンプロジェクト2013」に参加。市内3つの保育所で8日からゴーヤの苗を植え、グリーンカーテンを作る同プロジェクトの取り組みをスタートした。
同プロジェクトは、ゴーヤでグリーンカーテンを作り、夏は涼しく、秋はおいしい収穫を体験し、楽しみながら省エネや節電、温暖化防止を考える。
三条市内の保育所では、それぞれでグリーンカーテン作りをしているところもあるが、このプロジェクトに参加するのは初めて。月岡保育所、千代が丘保育所、保内保育所の3つの保育所が、ゴーヤのグリーンカーテン作りに挑戦する。
月岡保育所(石川美代所長・113人)は8日、ゴーヤの苗植えを行い、「ゴーヤ大使」こと新潟のお笑い集団「NAMARA」の金子ボボさんも同保育所を訪れ、三条市環境マスコットキャラクターの「エコちゃんサンちゃん」も参加した。
金子さんはゴーヤをイメージした緑色の衣装でゴーヤにちなんだクイズなどを行ったあと、年長児17人と一緒に苗を植えた。子どもたちが絵を描いたプランター1個に2人ずつ並び、「ゴーヤ大使」から説明や植え方のこつなどを聞きながら作業。三条市で作った腐葉土も加え、「お布団みたいにふかふかにしてください」と土づくりから行い、県内の福祉作業所などで発芽させた苗を植え、水をかけて最初の作業が終わった。
子どもたちは、小さな手で土を混ぜ合わせ、「やさしく、やさしく」と苗にそっと土をかけたり、緑色の苗に顔を近づけて「おいしくなってね」と声をかけていた。
同保育所では、建物の南側にプランターを置き、グリーンカーテンに育てていく。