若者の手で20年後の燕市の未来ビジョンをつくろうと6月下旬に「つばめ若者会議」がスタートするのを前に12日、市役所新庁舎の「つばめホール」でプチ交流会付きのガイダンスが開かれ、14人が参加した。
若者会議は6月15日のコミュニティーデザイナー山崎亮さんを講師にした「まちづくりシンポジウム」を皮切りにワークショップを重ねて来年3月までに未来ビジョンを完成、発表し、4月からアクションプランを実行する。
「つばめ若者会議」は初めて立ち上げるだけに、何をするのかわからない人も多いだろうと、具体的なイメージをしてもらうためにガイダンスを開いたもの。担当職員が若者会議について参加者からの質問に答えた。
参加者は30代が中心で、職業は会社員、銀行員、クラフト作家、農業、公務員、メディア関係などさまざま。質問は出席できない日はどうするのかなど、実際に自身が若者会議に参加したときの対応についてが多かった。
プチ交流会では、参加者が順番に自己紹介し、パンやオードブルを食べながら交流。燕市で何かを始めたいと参加しただけに、参加者同士の交流もはずんでいた。初めて新庁舎を訪れた人も多く、その現代的な建築デザインとともに若者会議という新しい取り組みに燕市の新たな未来の胎動を感じさせた。
若者会議のメンバーは引き続き募集中。申し込みは5月31日までに燕市の地域振興課(電話:0256-77-8361)へ。問い合わせも同課へ。