三条祭りは14日の宵宮に続き、15日は午前10時から八幡宮の春季大祭の神事が行われ、境内では「傘鉾(かさぼこ)コンクール」の審査が行わ れ、出品された9基のうち田町かさぼこ会「アベノミクスノミコトの難問解決!」が最高賞の金賞に輝いた。
宵宮に続く晴天に恵まれて気温が上昇し、午前10時はすでに24.7度と25度に迫った。拝殿で行われた神事は、氏子総代らが参列して笛や太鼓の 音が響く中、藤崎重康宮司が本殿から拝殿に御霊(みたま)を写し、大名行列に加わる2基の神輿に収めた。
三条傘鉾振興会主催の「傘鉾コンクール」は、自治会や団体など9基の力作が並び、午前10時半から審査を行った。
干支にちなんだヘビなどをモチーフにした作品が多く、それぞれザルやかご、手袋やストッキングなども材料にした作品で、景気やミサイル、時事問題 などを風刺した。
地元有識者らの審査の結果、得点の高い順に金賞1基、銀賞2基、銅賞3基、佳作3基を決めた。受賞者や作品名、得点は次の通り。
【金賞】▲田町かさぼこ会=アベノミクスノミコトの難問解決!
【銀賞】▲旧鍛冶町=招福白蛇▲三条市役所職員互助会=一皮むけて”み(巳)”を結びますように!
【銅賞】▲旧四ノ町=へびで金運UPアベノミクス▲旧八幡町=景気もオスプレイも落ちませんよね?▲三条信用金庫=「三本の矢」ならぬ「三匹の蛇」なのジャー!?
【佳作】▲旧三ヶ町北朝鮮のミサイル日本にくるな▲旧上町=ならぬことはならぬものです▲旧大町=横綱白鵬
金賞・田町かさぼこ会「アベノミクスノミコトの難問解決!」