燕市の新庁舎にはベビーベッドや貸し出しベビーカーが設置され、旧庁舎と同様に「赤ちゃんの駅」になった。
4月の新庁舎の一般公開のときはまだなかったが、5月7日の開庁にあわせてワンストップ窓口が並ぶ1階の子育て支援課前に赤ちゃん用のスペースを設置した。
ベビーベッドとはいはいした赤ちゃんが外へ出られないようになっているクッションで囲まれて2畳ほどのスペース、約100冊の絵本が並んだ本棚を置いた。正面玄関など庁舎入り口には、車いすとあわせて貸し出し用ベビーカーも用意している。
燕市では赤ちゃん用の機能をもつ施設を「赤ちゃんの駅」としている。燕、吉田、分水の各旧庁舎も「赤ちゃんの駅」だったが、閉庁してサービスコーナーを残すだけとなったため、「赤ちゃんの駅」を廃止し、旧庁舎にあったベビーベッドなどを新庁舎に持ち込んだ。これで市内の「赤ちゃんの駅」は22施設となった。
貸し出しベビーカーは毎日ひとりていど利用がある。赤ちゃん用のスペースは正面玄関を入ると奥の窓口の見えにくい所にあるが、赤ちゃんと一緒に来庁したら気軽に利用してほしいと呼びかけている。